【報告書】「今なぜ生産性か-求められる労働力構造転換-」

2022年2月26日、一般財団法人未来を創る財団社会生産性研究会プロジェクトチームは、オープンフォーラム「日本の低い生産性 原因に迫る-なにをなすべきか- 」において、報告書「今なぜ生産性か-求められる労働力構造転換-」を公表いたしました。

本報告書を次の通り掲載いたします。ぜひご覧ください。

3件のコメント

資料、ありがとうございます。申し込んだのですが、都合でセミナーを聞けませんでした。報告書を拝読できてよかったです。アーカイブ配信を楽しみにしています。
 私は、中小企業診断士として中小企業のコンサルをしています。報告書にあるとおり債務超過企業が多いことを肌で感じます。診断士の同業者の中には補助金申請を主な仕事にしている人がいます。言葉は不適切ですが、本来淘汰されるべき中小企業を延命するために、税金を使うことに抵抗感を覚えます。中小企業診断士という存在の意味を再定義し、単なる補助金便利屋業務を禁止すべきと思います(経産省にいうべきことですが)。
 また、大学でときどきマーケティングを教えて感じるのは、大学の先生方の中に実務感覚がほぼ無い方がいることです。学者の育て方に問題があるかもしれませんが、学生の起業意識が高まらない一因とも思います。
大学の「知」を実務に応用してはどうかと提案しても、誰も乗ってきません。学問と実務は両輪ですので、起業の現実と方法を教え社会の活力を向上しないと日本は良くならないと思います。

2月26日に開催されました貴財団による「オープンフォーラム」に参加させて頂き感謝しております。
貴財団が予てより提唱されておられる我が国の「労働生産性の低さ」についての冒頭の資料を基にしたご説明に依って我が国の実情と問題点の理解が進みました。又、昨年来度々警鐘が鳴らされている「実質実効為替レート」の低さの問題で偶々22日付日経に依って1月の「BIS」の発表の内容の解説があり、円の実質実効為替レートが50年振りの低さとなったとのことで、労働生産性と実質実効為替レートが直接結び着く訳ではないですが、
日本の円の競争力の低下と労働生産性の低さが収入の伸びの無さと言う捉え方と購買力の低下と言う面で見れば似た様な傾向になっており、非常に大きな問題と言わざるを得ないと思います。
対談で田村先生の面白い物価の比によって現実的に我々の収入と海外物価の高さに依ってよく分かって現実感が
沸きました。労働生産性を高める為の目標を設定して企業努力と個人の実力向上を目指すことが先ず肝要ではないでしょうか。時間の掛かる問題ですが、此の侭では我が国は少子高齢化の問題も相俟って世界では競争力のない弱い国になってしまう訳で、国を挙げて取り組まないといけない問題と思います。

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