武田 真彦 前一橋大学国際公共政策大学院教授
最近の香港情勢(先月号)についで、国際経済金融に造詣の深い武田真彦氏(前一橋大学教授)による「アジアにおける地域経済連携協定について」です。
「環太平洋パートナーシップ協定」(TPP)でスタートしたこの協議は、トランプ米国の脱退後、世界経済の13%に達する経済圏をカバーする「包括的・先進的TPP協定」(CPTPP)として2018年末に発効。これまでに例のない大規模連携協定として期待される。さらに大きな経済圏を包括する「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)の意義と見通しについても解説。
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